IIJmioの格安SIMをビックSIMで購入したたった1つの理由
2018/11/02
みなみです。
先月ドコモから、ビックSIMのみおふぉんにMNPしました。
それまではIIJmioのデータ通信専用SIMをスマホに挿し、ガラケーと2台持ちしていました。
今回はSIMの変更ではなくて、新規でビックSIMのみおふぉんに乗り換えました。
2台持ちから1台にした結果はこちらです。
参考:キャリアを解約して1台持ちにした結果
今回はIIJmioのおすすめなところを書いていこうと思います。
わざわざビックSIMにした理由
IIJmioを選んだ理由は、料金の安さとつながりやすさです。
今までのIIJmioのデータ通信専用SIMから、そのままSIMの変更もできたんですが、今回は新規でビックSIMにしました。
その理由は、公衆無線LANの「wi2 300」が無料で付いてくるからです。
これだけです。
それに、解約するのにも、2年縛りとかも何もないので。
といっても、今のところ公衆無線LANを使ったことはないんですけどね。
つながりやすさについては、1年半IIJmioのデータ通信SIMを使っていて、特に不自由に感じたことはないので、十分だと思います。
IIJmioは通信回線をdocomoのLTE回線とFOMA回線を借りているので、つながる場所はdocomoと同じです。
料金プランは、基本のデータプランに700円の音声通話機能を付けると、次のようになります。(2015年10月現在)
ミニマムスタートプラン | 3GBで月額1600円(+消費税) |
ライトスタートプラン | 5GBで月額2220円(+消費税) |
ファミリーシェアプラン | 10GBで月額3260円(+消費税) |
私は3GB/月のミニマムスタートプランです。
今まで3GBを使いきったことはないので今のところ3GBで十分です。
この3GBとは、高速通信で使うデータ量のことです。
低速で通信すればこの3GBは使わずに残っています。
そして私はほとんど低速通信で足りています。
IIJmioの高速通信は、余ったら1ヶ月分繰り越されるのでいつも5GBくらい残っています。
高速通信て何?という方のためにどんな感じかわかりやすく説明すると、スマホなどをネットにつなげる普通の通信のことです。
大手キャリアのドコモやauやソフトバンクでは通常、高速通信で通信します。
でも契約したプランによって3GBや7GBなどのプランがあり、使いすぎてその通信量をオーバーすると、ネットなどが表示されるのがとても遅くなってしまいます。
それが低速通信です。
低速になると、普通は画像が多いページなど重いページは特に表示が遅くなり、快適には使えなくなってしまいます。
IIJmioはこの高速通信と低速通信を、自分で簡単に切り替えることができるんです。
だから必要な時だけ高速通信にできます。
IIJmioは高速通信と低速通信の切り替えが簡単
その月に高速通信ができるデータ量のことを、IIJmioでは「クーポン」といいます。
「みおぽん」という専用のアプリがあり、このアプリで高速通信のONとOFFをすると、高速と低速が自分で簡単に切り替えられます。
参考:スマホのデータ通信量を節約できる!IIJmioの「みおぽん」で高速と低速を使い分けよう
みおぽんのスイッチをOFFにすれば、低速に切り替わり、3GBのプランだとしても、3GBのクーポンは使われません。
そして高速通信のクーポン3GBを使いきっても、通信が全くできなくなる訳ではなく、高速通信ができなくなるということです。
なので、別に高速通信しなくてもいいや、というときにはクーポンをOFFにして、高速通信したいときだけONにすることも簡単にできます。
また、どうしても高速通信が必要なのに使い切ってしまったというときは、追加でクーポンを購入できます。
そしてIIJmioには、低速でも快適に使える理由があります。
低速通信でも速いわけ
私は最近まで知らなかったのですが、IIJmioは低速でも結構快適に使えるなーと思っていたら理由がありました。
IIJmioの低速通信では「初速バースト」といって、最初の75kb(キロバイト)の数秒だけ高速通信してくれるんです。
実感としてどんな感じかというと、画像が少ない軽いページを見るときなどは低速でも数秒で読み込みが完了します。
高速通信とあまり変わらない感じです。
初速バーストのおかげで低速でもかなり使えるので、私は3GBのクーポンは使い切ったことはないです。
ちなみに私がクーポンをOFFのまま使っているのは以下のことです。
- ブラウジング(画像少なめ)
- LINE
- 画像をアップロード
- ねこあつめ(ゲーム)
- Evernoteで編集して同期
YouTubeなどの動画は、低速ではほとんど見られないと思っていたんですが、試しに観てみたら、画質は落ち、途切れたりはしますが結構見られます。
ちょっとした動画ならいけます。
Google Play Musicは低速だと曲が途切れてしまってほとんど聴けないので、高速に切り替えてます。
初速バーストの注意点
低速通信を選んでいるときでも、初速バーストのおかげで普通に使えてしまうのでたくさん使ってしまうかもしれません。
ここで注意したいのですが、3日間で366MBのデータ量を超えると、初速バーストが無くなりさらに本当に低速になってしまいます。
高速通信を選んでいるときは366MBの制限はないので、もし低速時に3日間のデータ量の制限を超えてしまったら、高速通信に切り替えれば高速通信で問題なく使えます。
なので、データ量が多いときはあらかじめクーポンを高速に切り替えた方が、初速バーストの制限もかかりにくくてよさそうです。
余ったデータ通信は翌月に繰り越せる
私はこの約1年半、ほとんどクーポンをOFFにしたまま使っているのでクーポンを使いきったことはありません。
初速バーストのおかげです。
しかも余った高速通信のデータ量は翌月に繰越せます!
すごいです。
ありがたいです。
というわけで、格安SIMのビックSIM(IIJmio)の快適で使いやすいところをご紹介しました。
プランはいつでも変えられるので、始めは3GBのミニマムスタートプランで使ってみてもいいのではないでしょうか。