通信制限にならないために!格安SIMの高速通信と低速通信をスイッチで使い分けよう
2019/09/20
みなみです。
私のスマホは格安SIMのIIJmioで運用しています。
3GBのデータ量に通話機能が付いた「みおふぉん」です。
SIMカードのプランの3GBというのは、高速通信を使えるデータ量のことです。
IIJmioのSIMは、「みおぽん」というアプリで簡単に高速通信と低速通信の切り替えができます。
データ量はスマホを使う用途によって違いますが、動画を観たり画像が多い物を見たり送受信すると、使用するデータ量が多くなります。
逆に、画像より文字が多いページを見るだけなら、データ量はそれほど使いません。
データ量が少ないページを見たりするなら、低速通信でも十分です。
しかし、YouTubeの動画などをWi-Fiの無い環境で観るなら高速通信にしないとほとんど見られません。
そこで、どうしても低速では使いづらいときだけ「みおぽん」で高速通信に切り替えたりと、うまく使い分けるといいです。
ところが私の妹が、せっかくのこの便利な機能を知らなかったために、常に高速通信で使用して3GBの1か月分のクーポンを、月半ばで使いきってしまいました。
そうなると、通信速度がかなり遅くなってしまいます。
そのときは妹の家のWi-Fiの調子が悪かったそうで、ほぼ全ての通信がIIJmioの高速通信だったということもあります。
もし低速でも使えるのに高速で使っていると、無駄にクーポンを使ってしまうことになるかもしれません。
今回は、そんな方のために、高速通信と低速通信を使い分けるコツをご紹介します。
目次
みおぽんアプリで高速と低速を切り替える
IIJmioの格安SIMは、「みおぽん」という無料のアプリで高速通信と低速通信を簡単に切り替えることができます。
みおぽんアプリはこちらです↓
みおぽんアプリ Appstore(iPhone用)
みおぽんアプリ playstore(Android用)
みおぽんはスイッチのようになっており、スイッチが青く「ON」になっているときが高速通信で、スイッチが白く「OFF」になっていると低速通信です。
切り替えるときはスイッチをタップすると切り替わりますが、下の「適用」をタップしないとまだ切り替える前の状態です。
私はこの「適用」をタップし忘れて、OFFにしたつもりで高速通信で結構使ってしまったことがあります。
切り替えるときは「適用」をタップするのを忘れないようにしましょう。
みおぽんアプリでは、青いSIM番号部分をタップするとその月に追加されたクーポンを確認できます。
また、白い電話番号部分をタップすると、その月に使用したデータ量がクーポンON時とOFF時で確認できます。
この画面では、私が一緒に契約している私の母のクーポンも載っています。
家族の分のSIMも、SIMの契約者のみおぽんに表示されます。なので切り替えも契約者の端末でまとめてすることができます。
また、それぞれ各自でも変更できます。
どの番号が誰のかわからなくなりそうなときは、メモ機能を使いましょう。
みおぽんのメモ機能
みおぽんアプリの、電話番号が表示されている白い部分を長押しすると、メモ機能になります。
↓
入力欄に名前を入れて、他の部分をタップすると名前が表示されるようになります。
できればファミリーシェアプランなど、SIMカード別にアプリを使えるようになるといいですね。
低速通信でも使えるときと高速通信がいいとき
ではどんなときに切り替えるのがいいか、私の場合を例に挙げてみます。
私は普段は常にみおぽんのスイッチはOFFにしています。
家にいる時間が長いということもありますが。
でも外出中も普通に使います。
IIJmioの格安SIMは、低速でも初速バーストのおかげで結構普通に使えるんです。
IIJmioの低速通信でも使えること
私が低速で普通に使っているのは、主に以下のことです。
- ネットの閲覧
画像が多くて重いページじゃなければ、数秒で読み込めます。 - LINE
普通にやりとりできます。 - LINEで無料通話
そんなに通話しないけど、ちゃんと通話できます。 - Evernoteで編集
ブログの記事の下書きなど、テキストを保存するのは問題ありません。 - Google Play Music
ストリーミング品質を「低」に設定すれば快適に聴けます。 - Googleマップでナビ
場所によってはGPSを受信するのが遅いですが、一度つかまえたらちゃんと現在地で表示されます。 - Gmail受信
リアルタイムで受信できます。
他にもねこあつめなどのゲームを見たりすることもあります。
アプリが立ち上がるのが少し遅いけど、ほとんどストレスにはならないくらいの速度で使えます。
高速通信(みおぽんON)がいいとき
YouTubeなど動画の再生には低速通信ではかなり難しいので、動画を観るときは始めからみおぽんスイッチをONにしたほうがいいです。
Google Play Musicのストリーミング再生で「高」品質の設定では、低速通信では途切れてしまいます。
なので外では「低」品質で聴くようにしてます。
低品質といっても、私は普通に聴けると感じてるので気になりません。
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また、IIJmioには低速通信のままでもページを読み込む始めの数秒だけ高速通信になる初速バースト機能があるため、ウェブページを普通に見るだけなら低速通信のままでも問題ないです。
でも画像が多いホームページや作りが凝ったホームページなど、読み込みが遅いときはスイッチをONにして高速通信にした方が、当たり前ですが早くて快適です。
低速通信時の制限を超えないために
結構快適に使えるので、低速通信のままどんどん使ってしまうかもしれません。
しかし注意したいことがあります。
それは、低速通信のデータ量の制限があることです。
IIJmioの低速通信は、3日間で366MBのデータ使用量を超えると規制がかかり、かなりの低速になってしまいます。
一度規制がかかると、3日間の低速通信の合計が366MBを下回るまで規制が続きます。
上で紹介したものを低速で使っても、私は規制されませんでしたが、もしかしたら家ではWi-Fiを使っているからということもあります。
規制された妹によると、その低速さ加減はかなりのものらしいです。
なので、データ量が多くなりそうなときは、始めから「みおぽん」で高速通信に切り替えたほうがいいですね。
もちろんみおぽんをONにして高速通信をしたデータ使用量は、低速通信の3日間の制限にはカウントされません。
始めから高速通信にするといいものは、動画や音楽など、データ使用量が多いものです。
また、画像が多いサイトなどを見るときも、低速通信でなかなか読み込めないときは高速通信に切り替えるといいです。
まとめ
高速通信と低速通信をうまく使い分けて、データ使用量が制限を超えないようにしましょう。
ちなみに高速通信と低速通信の切り替えが、専用アプリでできる格安SIMは他にもあります。
自分の使っている格安SIMが切り替えできるか、確認しておくといいですね。