Google Play Musicでスマホのデータ使用量を減らす設定の方法
2018/11/09
みなみです。
Google Play Musicなどの音楽配信サービスは、ネットを通じて音楽のデータをダウンロードしながら聴くので、スマホで聴く場合はデータ量が気になります。
それに、Google Play Musicを聴くときはSIMの高速通信のスイッチをオンにしないと、曲が途中で止まってしまったりと快適に聴けないので、やっぱり消費するデータ量が多いと思います。
その消費するデータ量は、Google Play Musicアプリの「品質の設定」によります。
品質が高いほど音質は良いですが、データ量も多く使います。
私は外で通信するモバイルネットワークでは真ん中の「中」の設定にしています。
初期設定ではどうなっていたのか忘れてしまいましたが、知らずに「高品質」で聴いていると、データ量を多く使ってしまっているかもしれません。
スマホの毎月使えるデータ量は契約内容によって違います。
あまり多く使えない契約の場合、できれば節約したいですよね。
でも音楽も聴きたい。
そんなときはモバイルネットワークでの品質の設定を見直してみましょう。
というわけで、今回はGoogle Play Musicの品質の設定方法をご紹介します。
Google Play Musicの品質の設定方法
品質の設定は、スマホのGoogle Play Musicアプリで行います。
上から「低」「中」「高」「常に高品質」が選べるようになっています。
品質が高いほど音質は良いですが、データ量を多く使い、低ければ使うデータ量は少なくてすみます。
最近の更新で、Wi-Fiでの品質の設定もできるようになったようです。
私はWi-Fiでの品質は「常に高音質」です。
Wi-Fiはデータ量を気にしなくて済みますからね。
データ量の違い
では実際にどのくらいのデータ量を使うのでしょうか。
私はいつもモバイルネットワークでは「中」品質で聴いています。
「中」で消費するデータ量は、5分くらいの曲なら1曲で10MBくらいです。
約1000MB=1GBなので、だいたい100曲で1GBです。
これは格安SIMのみおぽんアプリで確認した数値ですが、1曲で結構多く使う気がします。
毎日外で聴いているという方は、結構データ量が使われているかもしれません。
通勤で毎日聴いたりしたら、3GBのプランではギリギリということもあります。
だいたいのデータ量を知るために、それぞれの品質で同じ曲を聴いてみました。
その結果は以下の通りです。
こちらは1曲あたり5分くらいの曲を聴いたときのデータ量です。
「中」では約8MBを消費
「高」では約47MBを消費
これは聴く環境でも変わるとは思いますが、私の環境での一つの例として参考にしてみてください。
今回の結果では「低」と「高」では約47倍の違いがありました。
というわけでデータ量が気になる方は、出来れば外で聴く時は「中」以下をおすすめします。
そうなると今度は音質の違いが気になってきますよね。
音質の違いはどうか
私は今まで「低」ではせっかくの音楽の楽しみが充分に味わえないと思って、「中」でしか聴いたことがありませんでした。
それで今回初めて「低」に設定して聴いてみました。
私の耳の感覚はあまり当てにはならないと思いますが、「低」に設定しても音質がすごく悪くなるということはない感じでした。
というか、はっきり言って違いがよくわかりませんでした。
聴く環境にもよるのかもしれないですね。
私はいつもスマホのスピーカーから聴いたり、車でBluetoothのFMトランスミッターにつないで聴いています。
関連:車でもGoogle Play Music が聴けるFMトランスミッターが期待以上だった
すごく性能の良いヘッドホンやイヤホンで聴くと違いがわかるのかもしれません。
私の今の環境では外で聴くときは「低」品質の設定でも充分かもしれないです。
これは意外な発見でした。
「低品質」という文字の感じで敬遠しがちかもしれませんが、なかなか良いと思いますよ。
まとめ
結局、「低」品質にしても私は普通に聴けるので、これからは外で聴くときは「低」設定でいきます。
その代わり、Wi-Fiでは「常に高音質」ですよ。
そしていつも聴く曲はダウンロードしてしまうのが一番いいです。
関連:Google Play Musicで曲をスマホにダウンロードすればデータ使用量を節約できる
ダウンロードしていれば全くデータ量を消費しませんから。
でも全ての曲をダウンロードしたらスマホの容量がいっぱいになってしまいます。
というわけで、データ量が気になるという方は一度「低」品質で試してみることをオススメします。