オンライン授業が当たり前になると考えられること

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生活・雑記

567ウイルス対策で休校が続いている中、たくさんの学校や地域でオンライン授業授業動画の配信が始まっています。

私の子供が通う学校でも5月末までの約1か月の休校延長が決まり、先週から授業動画が配信されています。
学校だけじゃなく地域のテレビでも授業が放送されていて、子供たちの勉強のサポートはいろいろなところからされています。

今のところまだまだ567は終息する気配が無いので、学校が再開したとしても今までと同じようにはいかないかもしれません。
今までは全校生が一斉に登校するのが当たり前だったけど、これからは学年ごとやクラスごとなどと分散して登校するのが当たり前になることも考えられます。

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オンライン授業の課題

オンライン授業などはほとんどがインターネットを利用したものです。
なので自宅にネットが使える環境がないと授業が受けられない人が出てしまいます。
その点で、リアルタイムのオンライン授業より授業動画の配信の方が受けられる人は多いと思います。

例えばうちの子供の学校の話になりますが、各学年の先生がそれぞれ授業動画をYouTubeで配信してます。

その上で保護者にメールでアンケートをとって、自宅のネット環境とDVDプレイヤーの有無を確認し、ネットの環境がない家庭には授業動画のDVDを配る形で誰もが授業を見られる工夫をしています。
さらにDVDプレイヤーもない家庭にはプレイヤー貸出しもするんだと思います。
でもプレイヤー貸出しは私のただの予想です。

この対策でネットの環境がない家庭でもDVDで同じ授業を見ることができるので、学校のほぼ全員が授業動画を見ることができます。
授業動画をちゃんと見て勉強をするかどうかは一人一人の意欲次第になってしまいますが。

しかしこの先、もしリアルタイムでのオンラインのやりとりが必要になるとすると、結局ネット環境を全員に整えないといけないという課題が出てきます。

その場合はSIMを挿したタブレットを貸し出すなどの対策を考える必要があると思います。

オンライン授業が標準になるかも

現在の文部科学省の規定では授業動画やオンライン授業はまだ実際の学校での授業に代わるものではないんです。
授業動画を見ても授業を受けたことにはなりません。
だから授業動画を見て勉強してもしなくても今のところは自由なんですよね。

ただ、もしも学校での授業が始まったら一人一人の予習の差は出ると思います。
しかしそれで結局何もしなかった子が置いて行かれないように授業をもう一度するなら、動画で予習する必要はないんじゃないかとなってしまいますね。

そう考えるとせっかくの先生の努力は、休校中の子供たちの暇つぶしにしかならないのかという心配もあります。

ところが、萩生田光一文科相はこれからはオンライン授業も標準授業時間にカウントできるように検討を始めるようなんです。
つまりオンライン授業で授業を受けたことになるかもしれません。

参考: オンライン授業、標準授業時数に認める措置を検討 文科相 / 教育新聞

これがもし進めば、この先も567ウイルスの影響がなかなか終わらない場合にはオンライン授業という形の授業を採用する学校が増える可能性が十分ありますね。

今は緊急の措置として始まったオンライン授業ですが、もしかするとこの先はオンライン授業がメインになる可能性もなくはないと思います。

これって時代の変わり目に私たちはいるのかもしれないですね。
オンライン授業が普及するとしたら、これからの学校の形が変わるかもしれないです。

これからの授業のかたち

オンライン授業が授業時間として数えられるように法整備されるとしたら学校はどうなっていくのか、予想してみます。

最初はオンライン授業はクラスごとに授業を受けるような感じですが、だんだん一度に受けられる人数を増やしていけると思います。
そうしたらクラスごとに同じ授業をするんじゃなく、同じ授業は1回で済むと思います。
それは先生の負担が今までより減ることになります。

たとえば授業を配信する形でまずは全員に授業動画を見てもらいます。
そのあとにクラスごとに担任の先生が生徒からの質問を受けたり、逆に先生から問いかけをしたりすればいいと思います。

または授業の動画は録画にすれば生徒は何回も見返すことができて、生放送より理解しやすい気がします。
授業動画は各自で前もって視聴しておいて、クラスで集まるオンライン授業では先生からの問いかけや生徒からの質問をするようにした方が効率がいいと思います。

ただ、もしオンライン授業が普及してもまだ完全に学校に行かなくなることはなくて、やっぱり対面することが必要で月に何日かは分散して登校するんじゃないでしょうか。

変わっていく学校

実際の授業としてのオンライン授業が始まるとしたら、学校のあり方が変わると思います。

たとえば、一つの授業を一斉に何人でも受けることができるようになります。
なにも授業自体は生放送する必要はないので、公立の学校の授業は全国一斉に同じ授業でいいと思うんです。

私立の場合はまた別で、オリジナルの授業を学校ごとに配信すればいいと思います。
授業で学校の特色が出ますからね。
授業が上手い先生が代表して作成したり、何種類かの中からわかりやすい先生の動画を選んだりする感じです。

その後の質問や意見の出し合いなどを各学校のクラスや学年ごとにやりとりすればいいんです。

こんな感じでオンライン授業が学校のメインになると、同じ授業を何人でも同時に受けられるので人数の制限がなくなっていくと思います。
特にYouTubeなどはそうですよね。

その上で定期的な登校は分散して登校すれば人数を制限しなくても問題ないと思うので、入学試験という制度が必要なくなる可能性があります。

そうなったら学校の入学は申し込めば誰でもできるようになり、必要なのは卒業資格や授業を理解したという証明だけになります。
すると入学する試験のための勉強には時間をかける必要がなくなって、代わりに今の勉強や復習に時間を使えるようになります。

また、卒業資格などは特に必要なくてただ知識をつけたいと思っている人も有料で授業を受けられるようにすれば、授業を受ける対象の人がもっと広がりますね。

こうなったら学歴というよりも、一人一人の本当の知識や理解力や思考力が重要になっていき、ごまかしがきかなくなると思います。
反対に考えると、先に進める人はどんどん先に進んでいくような本当の実力勝負の世界になっていくかもしれないです。

まとめ

学校がこんな風に変わる可能性は全くゼロではないと思います。

今の時期はいろいろと大変なときですが、これがきっかけで今までの常識が変わっていくかもしれないと思っています。

コメント

  1. 中西 より:

    良いブログですね(^^)

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