チャットGPTって本当に便利ですよね。
検索して調べるよりチャットGPTに質問した方が簡単にわかることもあります。
宿題の読書感想文をチャットGPTで書くことが少し前に問題になっていました。
その話題から逆に私は、そんなこともできるのかとブログの記事を書いてもらうことも考え、これは画期的なアイデアだと思いました。
実際にチャットGPTに記事のテーマやタイトルなどを指示して記事を書いてもらってみると、少し不自然なところはありますが、記事の大まかな流れや文章はほとんど問題ありません。
あとは仕上げで自分なりの文に修正するだけです。
これはブログに革命が起こると思ったんですが、一方で弊害もあると何となく感じ、まだやめておこうと思いました。
チャットGPTでできること
チャットGPTで記事を書いてもらうと、自分では2時間かかる文章が数秒で完成します。
これって文章を作成することが目的なら画期的なことです。
たとえば何かの手順をわかりやすい文章にまとめるときなど。
特に書き手の人格にこだわらないような文書を作成するだけなら、チャットGPTや同様のツールはとても便利です。
記事を量産したいときや、何かのアイデアを提案してもらいたいときなどは、チャットGPTの力を借りた方が効率が上がります。
こんな感じで、チャットGPTは言語を使った作業を効率化できる人類にとっての新しいツールです。
まるでスマートフォンが発売されたときのように、何か今までにないすごいものが公開されたような気がします。
この先、チャットGPTはもっと進化すると思うし、同じような機能のツールもたくさん開発されると思います。
一方で、今まで存在しなかったこのようなツールには、いくつかの問題も提起されています。
チャットGPTの問題点
チャットGPTの問題点として挙げられているのは、情報の不確実さや著作権に関する問題などです。
チャットGPTが作り出した文章は、独自の文章もあるし、どこかから引用して文章に混ぜていることもあるかもしれません。
その文章を自分だけで読んだり参考にするだけなら何の問題もありませんが、もしブログなどで多くの人が見る媒体に公開するとなると、著作権を侵害してしまう場合があります。
著作権に関するものは、ブログや動画を公開する場合には特に気を付けないといけないことです。
原作者に対する配慮も必要だし、自分のもののように公開したものが、後から著作権違反をしていたことがわかったら、それまで積み上げてきたものが全て台無しになってしまう恐れもあるからです。
どの部分がどこから引用された文章なのかは、チャットGPTに検索してもらうか、専門のツールで調べればわかるとは思います。
でも、記事を量産する場合などは、効率を図ろうとしたのにかえって余計な手間が増えてしまうかもしれません。
それから、事実とは異なることが書かれている場合もあり、どれが正確でどれが正確でないかを調べるのも大変です。
このことから、多くの人が見る場所に公開する文章を完全にチャットGPTに丸投げするのはまだ難しいと思います。
今は、ある程度の記事の流れなどを提案してもらうなどにとどめておいた方が無難です。
チャットGPTの弊害?
チャットGPTのこれらの課題は、これから改善されていけば問題ではなくなるでしょう。
必要な情報は正確なものしか使わないとか、著作権違反をしないようにプログラムするなど、どんどん進化すると思います。
そうなれば文章を作成するのにチャットGPTを使うことも普通になると思うし、多くの人が情報を集めるためにチャットGPTを使うようになるかもしれません。
検索して情報を得るよりもチャットGPTから情報を得ることが普通になりそうです。
でも、私はブログを書くのにチャットGPTを使うことはほとんどしないと思います。
なぜかというと、自分だけで文章が書けなくなるかもしれないからです。
たとえば、私が学生のころは、友達の家の電話番号は全て覚えていました。
だから公衆電話からもすぐに友達に電話できました。
でも携帯電話を使い始めてからは、誰の電話番号も覚えていません。
携帯電話がなければ自宅にしか電話ができなくなりました。
そのために記憶力が衰えているかどうかはわかりませんが、それまで使っていた脳の一部を使わなくなったと思います。
これは、番号を覚えていなくても電話ができるからですよね。
今はLINEなど連絡手段も多様化しているので、電話番号自体も連絡にはあまり使わなくなっています。
これと同じように文章を作る能力を使わなくなったら、チャットGPTがないと文章が書けなくなりそうです。
チャットGPTがあれば書けるならいいんじゃないかと思いますが、こういうブログの文章って、ただ情報を発信しているだけじゃなく、自分の頭の中に渦巻いているものを整理している場合もあります。
つまり、文章を書くことは人間の自然な欲望の一つなんじゃないかと思うんです。
こういった場合に書く文章は自分から湧き出てくるものなので、代わりに誰かに書いてもらうのは意味がないと思います。
なので、ブログで自分の文章を発信したい人は、そのままの自分の文章を発信すると思います。
そのためにチャットGPTは使わないでしょう。
ただ、誰が書いても関係ないような情報を発信するときは、言い回しが多様で整理されているチャットGPTの文章を利用するのはとても便利だし効率的でいいと思います。
たとえば収益化のためのブログで記事を量産したい場合や、自分の文章でなくても、情報を整理して発信したいときなどです。
うまく使い分けていけるといいと思います。
まとめ
この記事は全部自分で書きました。
チャットGPTは使っていません。
チャットGPTだけではなく、新しい技術や進化するテクノロジーは、使い方次第ではとても便利だし役に立ちます。
チャットGPTが便利で手放せなくなる日が遠くないうちに来るのかもしれないです。
しかし、こういった技術を使う私たち人間には、基本的な良心がないととんでもない使い方になる場合もあるので、これからの時代はとくに一人一人の心に頼るようになっていくだろうと思います。
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