iPhoneを機種変更したいとき、できるだけお得にできる方法を選びたいですよね。
しかし使っているキャリアや今後の使い方(2年ごとに買い換える・長く使うなど)によって最適な方法が変わるので、これがいいと一概には言えません。
ただ、買い替え方法を工夫することで、数万円単位で節約できることもあります。
そこで、今回はiPhoneの機種変更の種類とその特徴、どんな人に向いているかなどを紹介していきたいと思います。
これから機種変更を考えている方は参考にしてみてください。
1.キャリアの「残価設定プログラム」を使う
最新機種を安く使いたい人は「残価設定プログラム」を利用するのがおすすめです。
「残価設定プログラム」は、各キャリアが提供しているスマホ返却型の購入方法です。
- ドコモの「いつでもカエドキプログラム」
- auの「スマホトクするプログラム」
- ソフトバンクの「新トクするサポート」
などがあります。
このプログラムは端末代金を24回払いに設定されている場合が多く、ドコモの「いつでもカエドキプログラム」なら24回目の支払いの月の前月までに端末を返却すると24回目の支払いが免除されるというものです。
このプログラムは条件が合えばキャリアの回線契約がなくても端末購入のみで利用することも可能です。
24回目の残りの支払い額は、ほとんどが端末代金の半額より高めに設定されているので、23回で端末を返却すれば約2年で半額以下で端末が使えます。
なので、約2年ごとに新しい端末に乗り換えたいという方にはとてもお得な方法です。
もしも24回目以降も返却せずにその端末を使い続けたい場合は、残りの端末代金を一括で支払うか、残価を再度24回払いで分割して支払えば自分の端末として使い続けられます。
ただし、24回目以降の残価は少し高めに設定されている場合が多いので、全て支払うと端末を定価で購入するのとほぼ同じくらいの支払いになると思います。
さらに、23回目で端末を返却するときに端末に故障や破損があると、故障時利用料が発生することがあります。
この残価設定プログラムと下取りプログラムは併用できないので、下取りを利用したい場合はおすすめしません。
2.AppleストアでSIMフリーiPhoneを購入する
iPhoneを長く使いたい人は、Appleストアで新品の端末を購入するのがおすすめです。
現在iPhoneを使っていて下取りに出すなら、新品のiPhoneが値引きされます。
下取りに出す端末や時期によって値引き額は変わりますが、たとえば2025年5月時点で6月6日までに下取りに出した場合のiPhone15の下取り額は最大で73,000円です。
iPhone12は最大36,000円、iPhone8で最大8,000円です。
下取り価格は端末の状態によって変わりますが、定価よりだいぶ値引きされるので、iPhoneがあれば下取りに出すといいでしょう。
参考リンク:Apple trade in
Appleでは「ペイディあと払いプランApple専用」というプランがあり、クレジットカードがなくても利用できます。
金利0%で最新のモデルは36回払いで、その他のモデルは24回払いが利用できます。
この他に、Appleストアからオリコのローンを金利0%の最大24回払いで申し込むこともできます。
Appleストアで購入したSIMフリーのiPhoneには、現在使用しているキャリアのSIMカードが使えます。
ただし、機種によってSIMカードのサイズが異なるので、現在のSIMカードがそのまま使えるかどうかは購入する前に確認が必要です。
もしサイズが違う場合は、キャリアでSIMカードサイズの変更手続きをして送付してもらいましょう。
SIMカードのサイズ変更には手数料がかかります。
たとえばドコモではオンラインで1,100円(税込)、ドコモショップでは3,850円(税込)かかります。
サイズ交換が必要な場合は、現在利用しているキャリアのSIM交換の手続き方法にしたがって交換しましょう。
3.中古や未使用品を購入する
とにかく安くiPhoneを買いたい人なら、中古や未使用品などを専門ショップで探すのがおすすめです。
中古ショップで中古や未使用品のiPhoneを購入してSIMカードを挿して使うこともできます。
中古のiPhoneを購入するときは、端末がSIMロックされているか、SIMフリーかを確認してから購入しましょう。
SIMロックがされている場合でも、同じキャリアの端末ならSIMロックされていても使えます。
たとえばドコモのiPhoneではドコモ向けのSIMカードならSIMロックされたままでも使えます。
さらにSIMフリーやSIMロック解除されていれば、どのキャリアのSIMでも使えます。
また、中古の場合は「アクティベーションロック解除済み」になっているものを購入しましょう。
アクティベーションロックとは、「iPhoneを探す」がオンになっている状態です。
iPhoneを紛失したり盗まれたりしたときに、第三者がそのiPhoneを使用できなくできる機能です。
アクティベーションロックがかかったままのiPhoneはパスワードで保護されていて新しく設定などができないため、購入の際は必ず「アクティベーションロック解除済み」かどうかを確認しましょう。
中古でiPhoneを購入する場合は、中古専門のショップで購入するのをおすすめします。
ヤフオクやメルカリなどでも中古のiPhoneは購入できますが、基本的に個人での取引になるため、きちんとした保証がなかったりとトラブルのリスクがあるためです。
じゃんぱら楽天市場 |
中古iPhone販売サイト にこスマ![]() |
イオシス![]() |
などの「動作保証あり」のお店が安心です。
また、中古ショップではiPhoneの買い取りも行っているところが多いため、古いiPhoneを買い取りに出すのもおすすめです。
関連:iPhone7をネットで買い取りに出してみた!イオシスのでの買取価格は?
4.格安SIMを利用する
格安SIMはiPhone使用にかかる毎月の料金を抑えたい人におすすめです。
格安SIMは大手キャリアのスマホ利用プランに比べてかなり安く利用できるので、iPhoneを定価で購入しても月々の料金が安くなります。
また、格安SIMのサイトで中古のiPhoneを販売している場合があり、端末購入とSIMの申し込みでお得に購入できることがあります。
まとめ
iPhoneは端末代金が割高に感じるかもしれませんが、iOSのサポートが結構長く提供されるので、新機種にこだわらなければ結果的にコスパがいい端末だと思います。
ケースなどのアクセサリーもちょっと古くなった端末用のものが100均で売っていたりするので、こまめに交換すればずっと綺麗に使うこともできます。
iPhoneを使っている人もこれから初めてiPhoneの購入を考えている人も、今回の購入方法を参考にしてみてください。
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