CamScannerでスキャンした資料を共有する方法
2023/01/25
スキャナーアプリのCam Scannerが便利なんです。
これがあればスキャナーがなくても文書などがスキャンできます。
スキャンしなくてもただ文書の写真を撮っておくだけでもいいんですが、このアプリのすごいところは、曲がった写真も整えられるところなんです。
だから少しくらい斜めになっても大丈夫です。
コピー機でスキャンしたみたいな感じです。
私は学校からのプリントなどを写真に撮っておくことが多いんですが、だいたいいつもちょっと曲がってます。
それに写真だと少し暗かったり。
そんな写真もきれいにスキャンできるんですよ。
コピー機でスキャンするより綺麗なんじゃないかと思います、
たとえば名刺などをスキャンして保存しておくと管理しやすいと思います。
このCamScannerは写真をPDF形式で保存することもできるので文書の保存にも便利です。
様々な方法で共有することができるので、スマホでスキャンした文書をパソコンなどに送ることもできてかなりおすすめです。
ではどんな感じで使えるかをご紹介します。
文書をスキャンする
CamScannerアプリに保存したい文書を取り込みます。
CamScannerアプリから撮影してもいいし、スマホのアルバムに保存してある写真をスキャンすることもできます。
アプリで撮影するときはCamScannerを開き、下のカメラのマークをタップして撮影します。
ここではAndroid版での説明になりますが、iOS版も使い方はだいたい同じです。
スマホのアルバムに保存した写真を取り込む場合は右上の縦の「…」をタップします。
スキャンしたい写真を選んで「インポート」をタップすると写真がアプリに取り込まれます。
写真が取り込まれると、こんな風にスキャンしたいエリアを選択する画面になるので、丸い部分を動かして選び、右下のチェックマークをタップします。
こんなに斜めな感じでも大丈夫です。
すると選択した範囲がまっすぐに修正され、さらにスキャンしたみたいに画像の輪郭が修正されます。
ほら、こんなにきれいになりましたよ。
これは自動で修正された画像ですが、その他にいくつかのパターンがあるので好きなものをタップして選んでください。
また、下のこのマークをタップすると明るさやコントラストを微調整できます。
調整ができたら下のチェックマークをタップして保存します。
これでスキャンができました。
一番上の入力スペースにはタイトルを入れることもできるので、わかりやすいタイトルを入れると後で探しやすいです。
文書を共有する
スキャンしたままアプリに保存しておいてもいいですが、これだとこのアプリからしか見られないので、私はEvernoteに保存してます。
一度アルバムに保存すると共有しやすいと思います。
PDFファイルかイメージ(JPG)かを選べます。
イメージで保存するとすぐに見られるので、私はいつもイメージで保存してます。
でも資料として共有するならPDFの方が便利です。
私はどちらでも同じように使えると思いますが、これは使いやすい方でいいと思います。
共有したいアプリを選び、ファイルの形式を選択すると共有できます。
ここでEvernoteを選ぶとEvernoteの新しいノートにファイルが保存されます。
でもすでにあるEvernoteのノートに画像を追加したいときは、一度「イメージ」形式で「アルバムに保存」をします。
またはPDFファイルとしてファイルに保存してから貼りたいノートに貼ります。
そして追加したいEvernoteのノートを開いて、アルバムに保存した画像やファイルを貼り付けるといいと思います。
iOSからの共有
iOS版ではファイルを開いたら下の共有マークをタップします。
出てきた共有方法を選びます。
なぜかここからの共有は画像をアルバムに保存できないので、アルバムに画像として保存する場合は右下の「…」をタップし、「アルバムへ」をタップします。
これでスキャンした画像がスマホのアルバムに保存できます。
アルバムからなら写真を送るようにLINEでもメールでもGoogleドライブでもどこでも共有できます。
Send Anywhereを使う
Send Anywhereというファイル転送アプリを使用する方法もあります。
こちらはiOS版ですがAndroid版もあります。
パソコンからはこちらのページで利用できます。
リンク:Send Anywhere
Send Anywhereは同じWi-Fiに接続した端末間で簡単にファイルを転送することができる便利なツールです。
特にスマホからパソコン、パソコンからスマホへの転送には便利だと思います。
まずCamScannerで「共有」を選択してファイルを好きな場所に保存しておき、Send Anywhereでファイルを転送するだけです。
詳しい使い方はこちらを参考にしてみてください。
関連:スマホからパソコンへのデータ送信が簡単にできるSend Anywhere
まとめ
スキャンした画像をEvernoteなどのクラウドに保存しておくと、いつでも確認したいときに開くことができるので便利です。
ちなみにEvernoteからも直接文書のスキャンはできますが、カメラで撮影してスキャンするだけなので、アルバムの画像からスキャンしたり画像の仕上がりの調整などCamScannerほどの機能はありません。
でもEvernoteを使いながらスキャンする場合は便利です。
学校からの行事の予定などのプリントを保存しておくと、スケジュールの確認をしたいときなどにすぐに確認できるのがいいです。
会議などで取ったメモの写真だけ撮っておいて、後でスキャンしてもいいですね。
ただ、元の写真がブレすぎてるとスキャンしてもブレてるので、手振れに注意です。