先日、母からLINEで家の屋根の状態をGoogleマップで見てほしいといわれました。
どうしたのかと尋ねたら、台風が近づいてきているから屋根の点検をしたいという業者さんが実家に来たそうです。
それで急に屋根が心配になったそうです。
確かに以前、東日本大震災の後だったか台風の後に実家の辺りをなんとなくGoogleマップで見たときに実家の隣の家の屋根が壊れていたのを私が発見し、実際に確認したら壊れていて直したことがありました。
ただ、Googleマップは現在のリアルタイムの写真ではないのであまり参考にはならないと思うけど。
念のため実家の屋根をGoogleマップで見てみたところ、特に壊れている様子はありませんでした。
Googleマップでいいのか。
Googleマップを信用しすぎでは?
いや、嘘の画像ではないと思うけど。
ところでこれって詐欺では?
急に屋根が心配になる
例えば雨漏りがするとか、屋根の一部が剥がれているのが横から見えるというなら確実に屋根に何か不具合があるので心配になるのはわかります。
でも母は今まで屋根の心配なんて全くしてなかったのに、突然どこからかやってきた「業者さん」という専門的な知識がありそうな人から安全性を指摘された瞬間から急に心配になるというのは、詐欺で騙されている可能性があります。
実際に点検だけはお願いしてしてもらってしまいました。
そして案の定、屋根の写真を見せられ「ここの部分が一部腐食している」と言われたそうです。
その写真を母が私に送って見せてくれましたが全然よくわかりませんでした。
写真の屋根の一部にマジックで〇を付けて「腐食」と書いてありますが、腐食しているようには見えません。
マジックで〇を付けられるといかにも問題があるような気がしてしまうのも詐欺の手口?
放置しておくと屋根全体を修理するのに莫大な金額がかかるが、今のうちに修理すれば18万円でできると言われたそうです。
18万円て安いのかな?
私の感覚では十分莫大な金額です。
そんなわけで、屋根は大丈夫そうだし、業者さんが突然来て点検するというのはちょっと怪しいし、もしかしたら点検するといってどこかをわざと壊して直す詐欺かもしれないので、点検をしたいなら家を建てた本物の業者さんにお願いするか、近所のホームセンターのサービスでお願いした方がいいと伝えました。
実は以前に床下に湿気が溜まりやすいため、床下に換気扇を付けた方がいいという「業者さん」が来たこともありました。
母は本当に取り付けようとしていましたが、その時は値段も結構するしなんか怪しいからと私が止めてやらなかったと思います。
屋根とか天井裏とか床下ってあんまり見ないし、構造もよくわからないから業者さんにお任せしてしまいがちな場所ですよね。
ハチの巣があるとかだったらこちらからお願いするので、頼んでもいないのに点検をしたり何かを直してくれるのはちょっと見送ったほうがいいと思います。
まとめ
結局、実家の屋根は家を建ててくれた本物の業者さんによれば、定期的に塗料を塗ると長持ちするといわれていたようなので、近いうちに業者さんにお願いするみたいです。
もし本当に屋根が腐食していたとしても、その時にわかると思うので大丈夫でしょう。
詐欺業者さん(?)のおかげで、屋根の定期メンテナンスを思い出すことができたので悪いことばかりではないような気もしました。
でもやっぱり、こちらから頼んでもいないのにやってくる修理などの業者さんには念のため気を付けた方がいいかもしれませんね。
※「国民生活センター」のホームページに注意喚起が載っていました。
リンク:屋根工事の点検商法のトラブルが増えています-典型的な勧誘トークを知っておくことで防げます!-
やっぱり気を付けましょう。
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