みなみです。
先日、家のハードディスクレコーダーが壊れたので新しいレコーダーを買うことにしました。
壊れたレコーダーはすでに10年くらい使っていたので、現在売っているレコーダーならほとんどのものが進化したように思えますね。
それで価格.comでどんなレコーダーがあるのかを探してみました。
すると「おうちクラウドディーガ」というものがあるのを見つけました。
名前だけでもうなんか想像できました。
おうちがクラウドになるということが。
おうちクラウドディーガは何年か前からあるものだったんですが、今まで新しいレコーダーに興味が無かったために、私は今回初めて知りました。
そして早速購入してしまいました。
今回はこのおうちクラウドディーガについて、実際に使ってみた感想を書いてみます。
おうちクラウドとは
おうちクラウドというと、それに似たシステムで NAS(Network Attached Storage)(ナス)というシステムが思い浮かびます。
NASとは、対応するハードディスクを家のネットワークに繋ぐとネットを通じてそのハードディスクにアクセスできるシステムのことです。
このシステムはすごいなーとは思うのですが、私はGoogleフォトやYouTube Music、Googleドライブを利用しているため、それほど必要性を感じていませんでした。
ただ、NASに対応するレコーダーがあればテレビ番組を録画したものも観られるという情報を見たときに少し興味がわきましたが、NASのためにレコーダーとHDDをそろえるのはちょっと費用がかかりすぎると思っていました。
そのことを知っていたので、このおうちクラウドディーガは簡単にNASのようなシステムが使えると感じたんです。
もちろん完全ではないと思います。
普通のファイルなどは扱えませんが、私はテレビ番組に利用したかったのでまさに思った通りの機器です。
実際に使ってみてその便利さがわかりました。
おうちクラウドディーガが使える環境
おうちクラウドディーガは、NASのようなシステムを簡単に設置できるものだと思うとわかりやすいです。
ただし、おうちクラウド機能を使うには、ディーガを直接LANケーブルでネットに繋ぐ必要があります。
Wi-Fiで接続できるモデルならルーターから遠い場所に設置してもネットに接続できますが、それは容量が大きい1TB以上のモデルになります。
パナソニック 1TB 3チューナー ブルーレイレコーダー 4Kチューナー内蔵 4K放送長時間録画/W録画対応 おうちクラウドDIGA DMR-4W100 / Amazon
我が家で購入したのはこの500GBタイプでWi-Fiは搭載されていなので、LANケーブルでつないでいます。
パナソニック 500GB 2チューナー ブルーレイレコーダー 4Kアップコンバート対応 おうちクラウドDIGA DMR-2CW50 / Amazon
このタイプをルーターから遠い場所で使う場合は、長いLANケーブルを購入するかWi-Fiルーターで繋ぐといいと思います。
ただしWi-Fiルーターで繋ぐのは安定しないことがあるようなので、できないことは無いですがあまりおすすめできません。
ルーターから遠い場所で使いたいなら無線LAN対応の1TBタイプ以上のモデルがいいと思います。
おうちクラウドディーガでできること
おうちクラウドディーガは、レコーダー本体をネットに繋ぐことでネットからレコーダーにアクセスできます。
ではどんなことができるかを私なりの使い方でざっくり紹介していきますね。
1.アプリでネットから録画予約できる
「どこでもDIGA」という専用のアプリを使って、スマホから録画予約が出来ます。
準備としては、クラブパナソニックの会員登録が必要です。
「どこでもDIGA」アプリを使うには、クラブパナソニックのIDとパスワードを使うからです。
一度ログインすればその後はアプリを開くとそのまま利用できます。
アプリから番組表を見る事ができて、予約したい番組をタップすると番組の詳細画面になり、「録画予約」のメニューが出ます。
そこから録画する画質や録画先、毎週予約するかなどまで選べます。
これは家の中でも外出中でも、レコーダーとスマホがネットに繋がっていればできます。
なんかすごい急に進化した感じになってますね。
2.スマホやタブレットでリアルタイム視聴ができる
「どこでもDIGA」アプリで番組表を開いて見たい番組をタップすると、番組の詳細ページになります。
現在放送中の番組は、「録画予約」の他に「見る」というメニューが表示され、「見る」をタップするとなんとスマホやタブレットからリアルタイムで視聴できるんです。
またはホームにある「現在放送中の番組」からタップして選んで視聴できます。
DIGAにBSやCS放送のアンテナが繋がっていれば、それらの放送も外出先から見ることができます。
たとえば出張や旅行などでいつもの放送が観られない地域でも、家のDIGAで受信している番組を観られます。
リアルタイム視聴だと録画番組を見るより通信が安定しない場合もありますが、それでも現在放送している番組がどうしても見たい場合にはおすすめです。
ただ、外出先での視聴でモバイルデータ通信を利用すると通信量がかかるので注意してください。
宿泊先のホテルなどでWi-Fiに繋いで観れば通信量はかかりません。
3.録画した番組をスマホやタブレットで持ち出せる
外出先で録画した番組を観たいとき、スマホやタブレットから視聴できます。
「どこでもDIGA」アプリから録画一覧を開き、指で画面を下に引っ張ると更新されます。
すると録画した番組が全て表示されるので、観たい番組をタップすると観られます。
このとき、レコーダーにある番組をそのままスマホやタブレットから再生して観ることもできますが、ダウンロードしたものを再生することもできます。
外出先などではレコーダーにアクセスして視聴するとモバイルデータ通信のデータ量を消費してしまうため、端末にダウンロードしてから視聴するといいです。
ダウンロードにかかる時間は画質と時間にもよりますが、2時間くらいの番組で数十秒から数分です。
ダウンロードしていないけど観たいときは、再生するときに画質を選択できるので低い画質を選べば消費するデータ量が少なくてすみます。
スマホやタブレットはテレビの画面よりかなり小さいので、画質が低くても全然綺麗に見えます。
4.レコーダーがサーバーになる!
おうちクラウドという名前の通り、ネットに繋いだディーガは簡易的なサーバーになります。
スマホで撮った写真や動画を送ってDIGAに保存できるんです。
保存した写真や動画はスマホから削除しても、DIGAにアクセスすれば見られます。
まさにおうちクラウドです。
ネットのクラウドでは不安、という方には嬉しいですよね。
また音楽CDを保存してスマホやタブレットで聴くことができます。
関連:車でもGoogle Play Musicが聴けるFMトランスミッターが期待以上だった
スマホの容量が節約できるし、対応する別売りのHDDに保存することもできるのでデータのバックアップにもいいですね。
まとめ
レコーダーがこんなに進化しているなんてビックリでした!
今までのレコーダーの使い方と大きく変わりました。
このおうちクラウドDIGAには別売りのハードディスクが追加できるので、もし容量がいっぱいになっても心配ありません。
容量や機種によってはWi-Fi接続できるものや、AmazonプライムやHuluやネットフリックスなど、動画配信サービスに対応しているモデルもあります。
最近はあまりテレビを見なくなってましたが、このおうちクラウドディーガのおかげでテレビを観る時間が増えそうです。
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